外壁塗装【洗浄】の大切さ
こんにちは!増川建装です( ̄^ ̄ゞ
ここ2ヶ月ほどバタバタし過ぎて、ブログの更新が全くできていません。
合間を見ながら少しずつでも更新できるよう頑張ります!
さて、塗装のお見積りをすると必ずと言って項目に入っている洗浄があります。
高圧洗浄、バイオ洗浄、トルネード洗浄など名称や仕様は違えど、簡単に言えばこれから塗り替えする箇所を綺麗に洗うことなんですね。
洗ったからって何?別に洗わなくても…と思う方もいるかもしれません。
今回は洗浄作業の役割や大切さを簡単にお伝えいたしますので、今後の塗装工事への知識としていただければ幸いですm(*_ _)m
洗浄作業の役目
これから塗り替えする箇所は、数年~数十年に渡り紫外線・雨・風などにさらされたものです。
□初めての塗り替えなら築年数。
□2回目以降の塗り替えなら、前回の塗り替えた年から数えた年数。
この年数分の汚れと共に、天候等の影響で発生したチョーキング(手で触れると付着する粉)、剥がれかけの塗膜(パリッと割れそうな前回の塗装部分)など…
これらの蓄積された汚れや、劣化した塗膜を除去しなければ塗装工事はできません。
塗料は密着させてなんぼ!とメーカーさんもよく言いますが、正にその通りです。
例えば…
ホコリの付着したものにテープを貼っても、すぐ剥がれてしまいます。
チョークまみれの黒板にはテープは絶対に貼れません。
ならば…
テープを貼るためにまず皆様なら何をしますか?
ホコリを綺麗に拭き取り、場合によっては水拭きもするのではないでしょうか。
塗り替えの場合もそれと全く同じ意味です。
これから塗装する箇所、養生する箇所(窓や土間など)をしっかりと洗浄して、塗料や養生テープをビシッと密着させれる環境にする。
これが洗浄の大きな役目と言えます。
汚れの強さに応じて、バイオ洗浄やトルネード洗浄など仕様を変えたり、建物の老朽化等に応じて洗浄機の圧力を下げたりもします。
また、ベランダ・バルコニーの床や、雨戸、網戸、窓ガラス、土間、タイル、駐車場も洗浄し、時間があれば外回りまでも洗浄します。
洗浄作業の大切さ
ここまで洗浄の役目をお話いたしましたので、大切さについてはもっと簡単です( •ᴗ• و(و”
ずばり大切さとは…
施工後の品質に深く関わるということです。
塗料や養生テープを密着させる環境を作る洗浄作業ですが、もし怠ったりすると…
□塗料が密着せず早期の剥がれ
□養生テープが密着しないため、テープの隙間から塗料が流れ込み、塗装しない箇所を汚してしまう
後々このようなアクシデントの発生が考えられます。
つまり、洗浄とは工事の成功に関わる大切な作業の1つと断言できます。
洗浄作業にかかる時間
外壁、屋根の塗装をする物件の場合でお話します。
1人は洗い番、もう1人はホース持ちや洗浄機の操作番とします。
□朝8時半から作業開始。
□まずは屋根の洗浄。
(理由は簡単で、屋根を後回しにすると、屋根の洗浄時に汚れが全て外壁や窓に付着するからです)
(屋根だけでも1時間半、形状によっては2時間以上かかる時もざらにあります)
□屋根が終われば軒天井や雨樋、外壁と一緒に窓、ベランダ、バルコニーなどの洗浄。
□一通り終われば、土間や玄関まわり(玄関扉には水が入らないようにテープ養生をします)、駐車場などお客様のご要望箇所も洗浄。
□最後、洗浄後に出たゴミ等を清掃して完了となります。
ここまでの流れで丸っと1日です。
まとめと例外
洗浄作業は、塗料と養生テープをビシッと密着させる環境を作る役目がある!
洗浄作業を怠ると、後々の施工不良や品質不良に繋がるため、とても大切な作業の1つである!
□例外として
建物の老朽化が酷く、洗浄機の圧力を下げても対応できない場合がごく稀にあります。
そのような場合、塗装工事で対応できるかどうか、塗装工事以外の施工法を再検討するかなど、お客様としっかり話し合い、最良の施工法を一緒に考えさせていただきます( ̄^ ̄ゞ
塗装のお悩み、お見積り内容やお値段のお悩みは、津市の外壁・屋根塗装専門店、増川建装へご相談ください♪(^ー^)ノ