塗装でお家を守ろう基礎編⸜( •⌄• )⸝②
塗り替えのタイミングはいつ?
一般的に外壁の塗り替え目安としては10年に1度。
この記事では、外壁材のシェア70%以上を占める窯業系サイディングにフォーカスしてお話していこうと思います。(その他外壁材の耐用年数や詳細情報などは、別の記事にてご紹介致します( •ᴗ• و(و)
窯業系サイディングの耐用年数は、およそ20年~40年程と言われています。
20年~40年とずいぶん幅がありますが、塗装のメンテナンスをされた回数、その際に使用した塗料、建物の建つ環境などによって、耐用年数も変わってくるためです。
塗装のメンテナンス回数
10年に1度の塗装工事と考えた場合、2~4回塗り替えが必要です。
外壁を指で強く触れたり布などで拭いたりしてみると、白い粉が付着するチョーキング現象が出たら、先ずは専門家へ連絡し点検してもらうことをおすすめ致します。
点検の際は、外壁の小さなひび割れや、外壁目地シーリングの痩せ、剥離なども起きていないか隅々まで見てもらいましょう。
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点検後に無料診断書も発行致します(^-^)
塗料によって変わる耐用年数?
使用した塗料のグレードに応じて、塗料そのものの耐用年数があります。
アクリル<ウレタン<シリコン<フッ素<無機の順でそれぞれ耐用年数が異なり、耐用年数も増えていきます。
これらのことから、塗料の耐用年数を増やすと、外壁材の耐用年数期間内での塗り替え回数を減らすことができ、トータルの塗り替えコストを抑えられます。
そして高性能な塗料ほど、耐久・耐候性に大変優れていることから、直接的に外壁材の耐用年数には繋がらなくとも、長期に渡り外壁の美観を維持してくれるでしょう(^^♪
建物と周囲の環境
建物周囲の環境にも外壁材は影響を受けています。
例えば海に近い建物は、潮風の影響を受けやすく塩害の報告がとても多いです。
潮風が運んでくる塩分の影響で、アルミニウムの建材やアンテナ、コンクリート製の建材にまで劣化が見られることがあります。
特にコンクリート建材はいちばんか、内部に鉄筋が入っています。
鉄筋も鉄である以上いつかは錆びるものですが、鉄筋の外側にあるコンクリート自体が、潮風を受け続けることで塩分濃度が上がっていきます。
元々コンクリートにも塩化物は含まれてはいますが、それらが一定以上になることで塩化物イオンが発生し、コンクリート内の鉄筋の被膜を破壊してしまいます。
被膜がなくなった鉄筋は、水や塩に対する対処ができなくなってしまい、早いスピードで錆びていきます。
錆びた鉄筋では、コンクリートを支えられないので崩れてしまいます。
海側だけでなく、山側でももちろん様々な影響を受けることがあります。
このタイミングで、もう一度ご自身が所有する建物をじっくりと見てみると良いかもしれませんね!
まとめ
塗り替えを含め、建物のメンテナンスはほとんどの場合が足場を組む工事ですので、費用がかかってしまいます。
先ずは10年単位でゆっくり計画を立てていき、現状で少しでも気になる箇所がある時は、遠慮なく専門家を頼るべきです。
実際に点検してもらうことで、明確なメンテナンス時期を把握できますし、何よりも安心していただけるかと思います(^-^)
塗装のお悩み、お見積り内容やお値段のお悩みは、津市の外壁・屋根塗装専門店、増川建装へご相談ください♪(^ー^)ノ