外壁塗装のベストな季節とは!?
鈴鹿市、亀山市、津市、松阪市、伊勢市、鳥羽市、志摩市にお住まいの皆様、こんにちは!
増川建装の増川です!
今回は、塗装するならどの季節がベスト?についてお話していこうと思います。
外壁塗装をするベストな時期(季節)
一般的には暑くもなく寒くもない、春と秋が外壁塗装に合う季節かなと思いませんか?
私たちにとっても一番過ごしやすい季節ではないでしょうか。(私は花粉症で春は苦手です)
しかし外壁塗装を夏や冬に行うのはダメ!というわけではありません。
施工しやすい季節は確かにありますが、それぞれの季節に合った施工方を行えば問題ありませんので一緒に打ち合わせしていけたら楽しいかと思います!
外壁塗装が季節に影響を受ける理由
季節による影響、なぜ外壁塗装は季節選びが大事だと言われているのか。
外壁塗装という工事では皆様のお家の外壁を新たに塗り替える工事になります。
塗料が乾燥すると塗膜といった塗料の薄い層が出来上がります。
その塗膜の層を重ね塗りして2~3層と形成させていくことが外壁塗装の工事内容になります。
そのため、塗料を乾燥させていく段階で不都合が生じる季節とそうでない季節で外壁塗装に合うか合わないかが決まってきます。
外壁塗装に不都合な環境とは
塗装工事では雨は天敵中の天敵です。
たまに「水性塗料だから雨でも大丈夫」なんてことを言う方が僅かながらいますが、絶対にダメです。塗ったそばから雨で綺麗に洗い流されてしまいます。
これらのことから雨や湿度の高い環境など、塗料の乾燥を妨げる環境がある季節は外壁、屋根塗装工事など難しくなってくることが言えます。
塗料の乾燥に不都合な状態や環境
①雨や結露
塗料は雨や結露、水分がある状態では密着しません。
水性塗料の場合、塗っても塗っても流れていきます。
溶剤系塗料の場合、いくら塗っても弾かれて密着しません。まさに油と水の状態です。
外壁塗装の際に水分は大きな敵になります。
②湿度
湿度が85%以上あると塗料の乾燥が十分に出来ず、通常よりも乾燥に時間がかかってしまいます。
乾燥が不十分なためいつまでも塗膜が完成せずに柔らかいです。
そのまま塗り重ねをしたところで、最初に塗装したところもろとも剥がれてしまいます。
③気温
気温が5℃以下の環境の場合、十分に塗料が乾燥しないので湿度85%以上の環境と同様に、塗膜がすぐに剥がれる状態を作ってしまいます。
季節別にみた外壁塗装の良し悪し
春(3月から5月)
オススメ度 ★★★★★
・雨が少ない
・湿度が比較的安定している
・気温が比較的安定している
夏(6月から8月)
オススメ度 ★★★★☆
・梅雨時期、台風などの季節
・湿度が高くなりやすい
・気温が高いため塗料の乾燥が早い
秋(9月から11月)
オススメ度 ★★★★★
・雨が少なくなる
・湿度が安定している
・気温が安定している
冬(12月から2月)
オススメ度 ★★★★☆
・雨は少ないが雪が降る場合あり
・湿度がやや低いか普通
・気温が低いため塗料の乾燥に影響する
まとめ
やはり春や秋頃が塗料の乾燥にも良い季節で良い環境です。
では夏と冬は塗装ができないの!?
いいえ、決してそんなことはありません。
あくまでも春と秋は塗装がし易い環境というだけです。
例えば夏は日差しの少ない箇所から塗装したり、作業時間の調整をしたりします。
冬は日差しの当たる箇所から塗装したり、15時以降は気温がぐっと下がっていくので塗料のツヤが消えたり硬化不良等を防ぐため、仕上げの塗装はしないなど。
他の季節より天候・作業時間・施工方法などを常に頭に入れ工事していきます。
夏と冬に外壁塗装を行われる場合は特に業者選びに注意して、きちんと塗装の知識を持った塗装業者や、地域に根付いた塗装業者を選ぶことをオススメいたします。